2012年 12月 05日 ( 1 )

縁地連臨時大会の会議要約

縁地連臨時総会の内容についてお知らせします。

協議事項
◆朝鮮通信使のユネスコ登録について
 ①これまでの経緯説明
  →時系列にて開催された行事を紹介
 ②ユネスコ登録についての基本的な説明
 ③釜山国際シンポジウムの内容報告(9名の発表者と内容を要約して紹介)
  →韓国発表者のほとんどが世界記憶遺産に賛成している模様等
 ④縁地連の取り組みと方向性について
・役割:日本で唯一の朝鮮通信使の組織であり、ユネスコ登録の主体者となるべき。
・体制:自治体の力が必要不可欠となる→自治体による部会の組織案を示す。
    別途、独自の活動資金が必要となる→加盟自治体数を考慮し当初予算計上を
・活動:文化遺産の調査とリスト作成、シンポジウム等の開催、陳情活動、釜山文化
 財団との協議、部会の開催、その他
・方向性:韓国側は記憶遺産を想定して作業を進めている(遺跡の日本偏重)
 →記憶遺産と文化遺産の申請については議論が必要
  2015年の日韓国交正常化50周年記念に登録を完了したい模様
  日韓共同申請の大義名分がある
  県への働きかけ、県連合の組織化、国への働きかけ
  朝鮮通信使交流議員の会への協力要請→政府への働きかけ

◆11月8日に開催された国立中央図書館と釜山文化財団の協議内容の紹介
  →韓国の国立中央図書館と日本の国立国会図書館が中心となって朝鮮通信使に関係なく、使行録と筆談集を世界遺産に登録することを検討している内容を紹介

◆各団体の意見
 ・一部の文書を取り上げての登録はおかしいのではないかと感じる。
 ・文化遺産は条件が厳しい。両国図書館の取り組みに協力しては?
 ・まだ、市において議論してない。国会図書館の意見を聴き、縁地連の意見をつないではどうか。
 ・まだ判断は困難。両図書館ではどうかと思う。状況を把握する必要がある。
  一定期間様子を見てはどうか。
 ・一つの方法であると思う。本市は彦根城を登録する取り組みをしているが、非常に困難である。縁地連のように自治体が多数ある場合の登録活動は困難を極めると想像される。両図書館の取り組みを推進すべきであり早道だと考える。
 ・ユネスコ登録については、前向きな方向で考えている。両図書館の方向でよいと思われる。ただ、公式文献なしで登録というのは疑問が残る。国会図書館の理解度がどの程度かを見極める必要がある。
 ・動きを見守るのでよいのではないか。登録後に追加登録が可能なのか確認したい。独自の世界遺産登録が将来できるかもしれない。
 ・釜山文化財団の立場が変わったのではないかと思われる。釜山文化財団と情報交換しながら、国会図書館との接触が必要。
 ・2月に広島でシンポジウムをすることにしている。そもそもは「瀬戸内海の道」の研究発表の場としていたが、釜山での国際シンポジウムの流れでユネスコ登録に関する内容になるだろうと思っていたが、状況が変わっている。シンポジウムの内容を変更する必要があり、縁地連に協力をお願いしたい。
 ・2015年にというのはスケジュールに無理があるのではないでしょうか?当初予算要求の時期は終わっている。
 ・狭義な内容の登録はいかがなものか?やはりソウル~江戸・日光までのルートを登録目標とすべき。
 ・国会図書館の動きにビックリしている。文化遺産は遠い道のりは承知の上。記憶遺産登録してしまうと朝鮮通信使で文化遺産等の登録ができないのではと懸念される。
 ・史料のまとめ、リストの作成を急ぐ必要がある。
 ・日本側には史料の不足分がある。国会図書館に進言する必要がある。

◆臨時総会の意見総括
→提案した2-④の内容を全てキャンセルし、様子をみることとしたい。
→国立国会図書館へ縁地連の存在と活動内容を知らせ、理解度を深める活動を行う。
→10月の全国交流会瀬戸内大会で一定の方向性が見いだせるよう、現在の体制で取り 組みを進めることとする。予算についても現状のままで活動する。
  <確認事項>・記憶遺産登録後の史料の追加が可能か?
        ・記憶遺産と文化遺産のジャンルを分けて朝鮮通信使で登録が可能か?

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by enchiren | 2012-12-05 16:02 | お知らせ